🌻深見支部だより-綿の学習

2018.11.27

深見小学校では一年を通して綿の学習をしています。1年目の昨年は綿を栽培して地域の資源としての綿の可能性を探りました。2年目の今年は、糸紡ぎや織りを通してどのような「商品」が出来るかを考える授業をしています。 昨年に比べ、子供同士での話し合いや意見交換が上手になりました。また、真田紐作りでは、経糸を織機に掛けて準備をするところから織まで、すべて自分たちで出来るようになりました。経験のある子が先生となり、初めての子たちに教え、自分たちで工夫する姿は頼もしく思われました。

北九州市生涯学習センター「学びの環推進フォーラム」

2018.11.25

11月23日(金)北九州市生涯学習センター「学びの環推進フォーラム」において小倉織の展示と真田紐を織るワークショップを行いました。「北九州市民カレッジ」卒業後、博物館と豊前小倉織研究会で研鑽を積んだみなさんで発足した「小倉織伝承会」ですが、2年半を経過して技術的にも随分上達しましした。 袴の生地の復元も織り上がりの枚数が増えてきましたので、1/2サイズの袴に仕立てて展示しました。 小倉織の特徴を知っていただきたいと開発したmini小倉による小倉織ストラップの制作に参加した皆さまは、綺麗に織り上がったストラップを手にされて、とても喜んでおられました。

平成30年度行橋市民大学講座

2018.11.23

11月16日平成30年度行橋市民大学講座「男の美学・女の美学」全8回講座の第7番目の講座として「江戸時代から愛された木綿織物小倉織」の講義をさせて頂きました。 今回は、同じ豊前の国であり、江戸時代には行事村・大橋村(現在の行橋市)から黒崎・若松にかけて小倉織の糸が紡がれていたと言われている所縁のある行橋でお話が出来たことを嬉しく思いました。 綿から種を外し、弓でふわふわにして、筒状に巻いて、糸車で紡いで糸にするという過程は参加者のみなさんにも体験していただきました。 地元で育てた柔らかく艶のある和綿を紡いで織っている研究会の仕事を見て頂きたく、大きな荷物を抱えてお話と実演に回っています。
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