活動報告

豊前小倉織研究会は、①小倉織の調査と研究 ②小倉織の制作 ③小倉織を広く伝える、の3つを柱にして活動しています。

ITOBA展開催中!‐福岡アジア美術館-~13日(火)16:00

2021.04.11

福岡アジア美術館で ITOBAvol.3 開催中です。さまざまな繊維表現の作品が並んで楽しい展示になっています。お時間のある方はご覧いただけたら幸いです。会期は4月13日(金)まで。最終日は16:00までになっています。豊前小倉織研究会からは小倉織の帯を展示しています。他に絵織(大和)を展示しています。また、リバレイン1F HAKATAJAPANで小倉織の製品を販売しています。(kei) 

墨染糸、柿渋染糸+手紡双糸=?

2021.04.11

もっと手軽に普段使いできる小倉織があれば、、、という思いから試行錯誤のうえ、作ってみました!出来上がったのは、手織りならではの味わいのある布。太い糸は筬一目に2本、手紡ぎ双糸(2本撚り合わせ)の糸は筬一目に3本通すことでバランスを取り、手織り機で同時に織っています。側の無地の糸は墨染と柿渋染めです。手紡ぎの双糸は帯を織るのに使った草木染めの糸です。これで巾着を作りました。研究会定番の巾着とは少し違って、柔らかい印象でなかなかいい感じです。ぜひ皆様にお手に取ってご覧いただきたいですね。現在墨染の糸と藍色手紡双糸で色違いを制作中。同じ素材で手提げも作りました。 4/8(木)〜4/13(火)ITOBA展の開催期間中HAKATA JAPANで販売します。(T子)

手紡双糸の牛革名刺入れ、眼鏡ケース

2021.04.11

革職人さんとコラボして、手紡双糸小倉織の名刺入れと眼鏡ケースが誕生しました!手紡双糸の存在感・風合いとこだわりの革がマッチして、センスよく仕上がりました。革はイタリアトスカーナ地方に伝わる古典的なタンニンなめし製法で作られたもので、確かな技術のもと、一つ一つ丁寧に手縫いされています。充分に油分が含まれていますので、お手入れは乾拭きのみでOK。使い込むほどに艶が出て長くご愛用いただけます。お洒落なロゴ入りの箱を用意しています。大切な方へのプレゼントに、ご自分へのご褒美にいかがですか。オーダーでお受けしています。お気軽にお問い合わせ下さい。4/8(木)〜4/13(火)ITOBA展の開催期間中HAKATA JAPANで販売します。(T子)

🌻 綿だより 今年も!

2021.04.11

研究会ではたくさんの和綿を紡いで小倉織を織っています。小倉織に欠かせない和綿を有り難いことに地元北九州市小倉南区や勝山などで毎年育てていただいています。写真は小倉南区のお二人の方が丹精込めて育ててくださった綿です。お一人は母原の山裾の畑で綿を育て、種取りまで済ませて届けてくださいます。日の光が透けて見えるほどふわふわな美しい綿です。もうお一人は高津尾で、毎年たくさん育ててくださっています。今年は20kg超!早速工房の母家の縁側にゴザを敷いて干しました。日向ぼっこ(^^♪)して充分乾いたら、種を取り、綿打ちに出します。綿打ちをすると繊維の方向が揃い、更にふわっふわでやさしい綿に生まれ変わって戻ってきます。長い旅です(^^) (T子)

マカロン?

2021.04.11

カラフルなマカロン?いえいえ、製作途中の小倉織飾りヘアゴムです(^。^) 研究会ではたくさんの布が日々織られています。主に帯反物として、またバッグやポーチ、名刺入れ、印鑑入れ、ブックカバーなどの小物になっていきます。その過程でいろいろな大きさのはぎれが生まれます。どんな小さな布でも最後まで大事に使い切りたいという思いから、これらの布を使ってヘアゴムやブローチ、しおりなどを作ることを考えました。裏には「kokuraori」とレーザーカッターで刻印した革を張っています。小さくて愛らしい小倉織もよろしくお願いします。(T子)
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