活動報告
豊前小倉織研究会は、①小倉織の調査と研究 ②小倉織の制作 ③小倉織を広く伝える、の3つを柱にして活動しています。
工芸品マルシェ-日本の夏-7月22日(木)~7月25日(日) *アクロス福岡*
2021.06.29
福岡の職人さんを応援しようプロジェクト「工芸品マルシェ~日本の夏~」にお誘いいただき、出店することになりました。この機会に手紡ぎ・手織りの小倉織を多くのみなさまに知っていただけたら嬉しいです!可愛いチャーム付きの小倉織ストラップづくりも体験出来るよう計画しています。
このような時期ではありますが、感染対策には十分配慮して、イベントを盛り上げていきたいと思います。福岡には素晴らしい工芸品がありますよ!素敵な作品を見て、技を体験して、爽やかな夏を満喫しましょう!ご来場をお待ちしています。
待ちに待った藍の華(はな)が!
2021.06.16
お待たせしました。ついに!藍の華が現れました\(^_^)/!今年は気温が例年より少し低かったせいかPHの数値がなかなか下がらず、シーンとした藍甕を混ぜては見つめる日々が続いていました(泣)発酵がうまくいってないのかとても心配しましたが、辛抱強く待ってよかった!やっと藍の華が現れ染められる状態になりました。毎年トラブルなく当たり前のように藍が建っていたので今回は色々と勉強になりました。詳しくはこの後keiさんから(*^-^*)さぁたくさん染めますよー。(T子)***********************************
2010年に徳島に藍染めの研修に行き、2011年から徳島の新居製藍所の藍を送っていただき、藍の発酵建てを始めました。今年で10年目になりますが、その間1年だけ発酵するのに2週間程かかったことがありました。それ以外の年は5日から1週間でぶくぶくと藍の華が現れて、すぐに染めることが出来ました。10年目の今年、はじめて1ヶ月もの間、藍は沈黙したままでした。原因を考えてみると、藍を仕込んだ時の灰汁のpHが高すぎたことと、25℃に届くかどうかの気温が低いうちに始めたこと、のふたつしか考えられません。出来るだけ暖かい環境を作り、栄養分になるお酒を加えて、毎日混ぜてもなかなかpHが下がりません。そして1ヶ月・・・気温が30℃に近くなり、pHが11.2になったころ、急に元気で消えない泡が藍の中から湧いてきました。やっと藍が建ちました!!上手くいかないことで、いろいろ考え、たくさんのことを学ぶことができました。(kei)
6/16(水)RKBTV番組「まちプリ」(10:25〜)室町コモンから生放送!
2021.06.09
6月16(水)RKB「まちプリ」(10:25〜)の中で室町コモンから小倉織伝承会の活動が生放送で紹介されます!今日は番組の中で、VTRで紹介される予定の研究会の工房の取材がありました。小倉織についての大和代表へのインタビューをはじめ、糸紡ぎや機織の様子、染色作業や天然染料で染められた美しい糸などの撮影が行われました。小倉南区で育てられている綿の畑の様子も紹介される予定です。
番組を通じて、豊前小倉織研究会、小倉織伝承会の活動をたくさんの方々に知っていただけたら本当に嬉しいです!
RKB取材班の皆様、暑い中長時間の撮影ありがとうございました。どんな番組になるのか今からワクワク、楽しみです!皆様もお時間ありましたらどうぞご覧ください⭐︎ (T子)