活動報告
豊前小倉織研究会は、①小倉織の調査と研究 ②小倉織の制作 ③小倉織を広く伝える、の3つを柱にして活動しています。
🌻安心院より活動だより
2021.10.18
安心院在住の私は研究会工房へは月に1・2度行きますが、普段は大分県宇佐市安心院町の自宅で織っています。
周りは植物が多く、季節で様子が変わります。
最近では稲刈りも終盤に入り、慌ただしい音が聞こえてきます。
そしてこの時期といえば、セイタカアワダチソウが大家族でお目見えします。増えすぎると自滅する不思議な植物です。染めに使えて、さらに肌に良い成分があるので入浴剤としても使えます。花粉症の原因であるブタクサと間違われていますが、セイタカは花粉を飛ばさない無害な植物です。
煮始めは爽やかな良い香りです。
アルミ媒染で染め上がった色は、まろやかな黄色でした。外来種だから?かは分かりませんが、カリヤスや黄檗とは違う西洋な雰囲気を感じました。(わた子)
第57回大分県美術展に入賞しました
2021.10.18
先日お知らせした福岡県展入選、入賞に続き、安心院在住の豊前小倉織研究会会員平山路子さんが、第57回大分県美術展に出展して、大分県立美術館賞を頂きました。出展した4人全員が入選、入賞することができて、大変うれしく思っています。これからも地元で栽培された和綿を紡いで、たくさんの方に親しみを持って使って頂ける小倉織の帯の制作に励みたいとの思いを新たにしています。県展会場で展示された、緯手紡小倉織帯「よろこび」です。(kei)