活動報告
豊前小倉織研究会は、①小倉織の調査と研究 ②小倉織の制作 ③小倉織を広く伝える、の3つを柱にして活動しています。
北九州市立生涯学習センター主催 北九州市民カレッジ『小倉織を学び、織ってみよう』(全5回)が開講しました
2022.05.21
3年振り8回目の講座が、5月20日に始まりました。ありがたいことに今回も多数の申込みをいただき、抽選で20名の方が参加されています。初回は「小倉織の歴史」の講義、綿繰り・弓打ち・糸紡ぎ・機織りの実技体験と盛沢山。豊前小倉織伝承会の皆さんにご協力頂き、緊張と期待の入り混じる中、無事に一日目を終えることが出来ました。私自身は、研究会会員として初めて参加しました。前日には2時間、糸紡ぎと説明の練習をして臨んだのですが・・・。当日は無我夢中。担当した受講生の方が、楽しんで頂けていれば嬉しいです。次回は「天然繊維に触れる、染めについて学ぶ」の講義と、糸の藍染め・草木染めの実習です。受講生のみなさま、5回続けてのご参加お待ちしています。〈Y子〉
工房展2022を終えて
2022.05.21
5月6日(金)~9日(月)に開催した工房展は、お陰様で天候にも恵まれ200名を超えるお客様にお越しいただき、無事終えることができました。本当にありがとうございました。会場となった豊前小倉織研究会の工房に初めて足を運んで下さった方もとても多く、作品や商品としての小倉織はもとより、日頃からの私達の活動について、実際に見て、触れて頂けたことが何よりうれしかったです。今回の工房展は多くの作家の方々や関係の皆様にご参加、ご協力いただいて実現いたしました。ゲスト参加の藍染め・絞りのクボマモル様。作品の美しさと模様の緻密さで、商品はあっという間に売切れ予約販売も! 私達スタッフも魅了されました。研究会の布を使ってすてきな商品にしてくださいました、Akoya.様、行武様、ITOHEN様、COEURDECOR(クールデコ)の森様、手縫い革職人Aile Bleue(エールブルー)の結城様、野上神仏具店様と、モノづくりの作家の方々の手によってワクワクするような新しい小倉織の世界が開けました。帯反物のディスプレイに必要な用具を快くお貸しいただきましたうめね呉服店様、皆さまに心よりお礼申し上げます。これからも研究会、伝承会一同、一生懸命活動を続けてまいります。4日間本当にありがとうございました。(T子)