活動報告
豊前小倉織研究会は、①小倉織の調査と研究 ②小倉織の制作 ③小倉織を広く伝える、の3つを柱にして活動しています。
北九州市民カレッジ第5回 真田紐の仕上げ そして「小倉織を未来につなぐ」
2022.07.22
7月15日、北九州市民カレッジ第5回(最終回)が行われました。 初回、体験の場面で緊張した様子だったカレッジ生の皆さま方も最終回になると和気あいあいと、楽しそうに体験されていました。前回の宿題で、真田紐を織り上げてこられた方もおられましたが、まだ出来上がっていない方はラストスパート!真っ直ぐなところばかりではなく、凸凹のところや曲がったところなど、少しはありましたが、それが、かえって独特の表情を生み出して、全員世界に一つだけの真田紐が出来上がりました。そして、いよいよ最後の講義「小倉織を未来へつなぐ」では、今までの研究会の活動や、今後の活動予定をお知らせしました。講義の最後には修了証書が授与され、5回の講座を振り返って一人一人感想を述べて頂きました。糸紡ぎが難しかった。毎回毎回楽しみでした。何回も応募してやっと参加出来ました等、皆さんの楽しさが伝わってきて心から嬉しかったです。講義室を去っていく一人一人の背中がとてもやり切った感で満ちている様に感じられました。「未来へつなぐ」の言葉の様に、また一緒に小倉織を伝えていく事が出来たらいいな、と思いました。(ゆう。)