一枝市民センター 小倉織ワークショップ

2024.06.29

一枝市民センターにて6月29日(土)の午後、心配された雨も降らず、”小倉織体験「ストラップ」作り”が開催されました。20名の方がお集まりくださり、小倉織の歴史や復元の袴の説明の後楽しみにしていたストラップ作りをしました。

真剣にかつ楽しくミニ小倉で真田紐を織っていました。その他綿繰り、綿うち、糸車の体験でも皆さんの笑顔や歓声が印象的でした。

また、袴のモデルを募り、着用したお二人は姿勢も良くなり、とても着やすいと気に入っていただきました。

お帰りの際には、自分で織った世界でただ一つのストラップを持って帰られました。

小倉織に親しんで輪が広がるといいですね。

2024年度北九州市民カレッジ 「小倉織を学び、織ってみよう!」第3回

2024.06.28

6月28日(金)市民カレッジ小倉織講座の第3回が開催されました。今回は自分が織る真田紐をデザインします。

まずは染色糸データの作成です。受講生の方々の机には、前回染めた7色と、研究会で染めたコチニールや茶色等を加えた合計13色の色糸が置かれています。染料名、媒染剤名が書かれた台紙に蝶結びにした色糸を貼り付けます。こうすることで、デザインのイメージがし易くなります。

次はいよいよデザインです。大和代表から実際の真田紐を見ながら、デザインする上でのヒントやコツなどのアドバイスを受けます。小倉織の特徴である縦縞が糸の並べ方でどう変わるのか、想像力が大切です。皆さん思い思いに色鉛筆を走らせ、イメージを膨らませていきます。何種類もパターンを描く方、ゆっくり熟考される方などなど。

合間に織りや紡ぎの体験を行い、展示された研究会の織った布見本なども参考にされ、自分のデザインを仕上げていきました。

次回はいよいよmini小倉(織り機)を使って真田紐を織ります。

楽しい織り時間となりますように。(T子)

東谷郷土資料館の活動開始しました

2024.06.15

小倉南区平尾台のふもとに東谷郷土資料館があります。古い資料の中の地域で織られた布を調査してみると小倉織とわかりました。伝承会で三枚の布の復元をし、現在展示しています。実際の織り機も置いています。これを機に地域の皆さんと小倉織の勉強会を開催することになりました。6月15日(土)農耕会の西田館長は、小倉織の袴を着てお出迎えです。婦人会会長は、これからの抱負を挨拶、いのちのたび博物館上野学芸員から歴史の話をして頂き、ミニ小倉織機で真田紐のストラップ作成・綿くり・糸車・織り機を体験しました。楽しく交流が出来、これからも新しい仲間が増えるとうれしいですね。

2024年度北九州市民カレッジ「小倉織を学び、織ってみよう」第2回

2024.06.07

6月7日(金)市民カレッジ小倉織講座の第2回が開催されました。前半の講義では、実際に絹・麻・ウール・綿に触れて素材の特徴を学び、続いて植物染めの仕組みと染料になる植物について学びました。

後半の実習は、7グループ(藍の濃中淡3色、茜の濃淡2色、タマネギは黄と緑の2色)に分かれて糸染め作業です。全色の染めを見学できるように、時間差で作業を行ないました。今年は植物染めに興味を持たれた方が多く、家で染める場合のやり方等、たくさんの質問を受けたことが印象的でした。

無事全色時間内に作業を終える事ができ、とてもキレイに染め上がりました。ご自分達で染めた糸の写真を撮られている様子を拝見し、大変嬉しく安心致しました。次回は、今回の糸を使って糸データ作成と真田紐のデザインをします。
受講生の皆様のご参加をお持ち致しております。(Y子)

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