活動報告
豊前小倉織研究会は、①小倉織の調査と研究 ②小倉織の制作 ③小倉織を広く伝える、の3つを柱にして活動しています。
北九州市民カレッジ「小倉織を学び織ってみよう!」第4回
2024.07.05
7月5日(金)市民カレッジ4回目の講座が開かれました。
4回目ではまず、糸を縞のデザインに沿って並べていく整経(せいけい)という作業をしました。次に順番通りに並んだ糸をmini小倉という小さな織機の穴に通して、いよいよ織りに入ります。
細かい作業が続きますが、自分のデザインした縞のとおりに並べた糸が布になっていくのを見ることが出来るワクワクする瞬間でもあります。
この講座で織るのは真田紐なので、よこの糸を→右方向と←左方向に引き10㎝位の幅に通した糸を通した幅より狭い1.3㎝ほどの幅の紐に織りあげます。腰と机の間に貼った糸が機となり、自分の体で調節しながらの作業は大変難しいのですが、みなさん大変な集中力で黙々と織っておられました。
講座の時間中には織りあげる事が出来ないために、残りは持ち帰って家で織ってくるという宿題になりました。
次回はいよいよ最終回で皆様の前で織り上がった真田紐を披露することになります。(Kei)