小倉南区親子ふれあいルーム”さざん”

2024.12.10

12月10日小倉南生涯学習センターにて「小倉織ワークショップ―真田紐のストラップを作ってみよう!」を開催し、8名の方が参加されました。 今回の講座は、お子様(1~3歳)と同室にて受講いただきました。小倉織の歴史・小倉織の特徴等の説明の後、小倉織ストラップを作成し、体験(綿繰り・弓打ち・糸紡ぎ)をしました。「子育てサポーター」の方々と一緒に遊んでいるお子さんやお母さんのそばで小倉織をじっと見ているお子さん達がおられる中で若いお母様達は、手際よく小倉織ストラップを織っていました。

市丸小学校授業2024「小倉織を学ぼう」第3回

2024.11.28

11/28(木) この日は市丸小学校に着いたとたんあられが降り、寒さよりもあられ!あられ!と研究会メンバーはウキウキでした。(笑)

今日はいよいよ子供達の紡いだ糸を使って織る日です♪ 教室に準備された2台の織機には第1回目の授業でにデザインした縞模様の経糸が通され、緯糸は2回目の授業で糸車を使って紡いだ糸を使います。 デザインした糸のかかった織機を見た子供たちはとても喜んで、早く織りたいね!とワクワクしていました!

織機の使い方、道具の使い方も熱心に聞いていて、研究会メンバーが数段お手本で織ったあとは5分交代で順番に織り進めてコースターを仕上げました。とてものみ込みが早い子供達は2、3回目の自分の織る順番が回ってくる頃には、すでにコツをつかみ、見守るだけでいい程の上達ぶりでした。

織り上がった長い布を研究会メンバーが1枚ずつコースターに分けて糸始末をしている間、大和先生から小倉織の歴史についてお話がありました。 日頃から地域の歴史や小倉織について学習している子どもたちは先生のクイズ形式の質問にもすぐに答えていましたね! 授業内に全ての工程を終了し、自分たちの織ったコースターを手に満面の笑みを見せてくれました。 早くお母さんに見せたい!おばあちゃんのところに行って見せる!先生、昼休みも織りたい!など小倉織の授業を楽しんでくれた可愛い子供達にほっこりでした。 今年も素敵な時間をありがとうございました。(ひ)

新道寺小学校授業2024「糸車をまわしてみよう!」

2024.11.22

11月22日(金)新道寺小学校一年生15名に「糸車をまわしてみよう」の授業を行いました。 今回は、日頃研究会で使用している和綿を育てて下さっている方が、その日の朝に畑から実のなった状態の綿を引き抜いて提供してくださいました。まるで、教室に綿の畑が表われたようでした。

1つの枝にたくさんのふわふわの実がついたワタの木を初めて見た子供達は大興奮! たくさん触って、ワタの実を枝から外し、ワタの中にある種の感触などを確かめてもらいました。

その後、種付きワタを使って綿繰り、弓打ち、じんき作りを体験してもらいました。特にワタと種が簡単に離れる綿繰りには子供たちだけでなく先生からも驚きの声が(笑)

一本の帯(約500g)を織るにはどのくらいのワタが必要かを当てるクイズでは、計りの上に山のように積まれたワタを見て子供たちは目を丸くしていました。

糸車での紡ぎの体験はみんなとっても上手!! 小さな手で糸車をゆっくり回しながら糸ができていきます。 目をつぶってたぬきになったつもりで糸車の回る音を聞いてもらいました。教科書に「きーからから、きーころころ」と書かれている糸車の音は子供たちにはどのように聞こえたでしょう。 小学一年生の理解力、手先の器用さは、私の想像を遥かに超えていました。

何にでも興味を持って好奇心旺盛な小学生パワーを感じた一日でした。

先日写真入りのお手紙を皆さんからいただきました。「あの帯を織ってみたいです」「糸つむぎが楽しかった」「わたの種を取るのが面白かった」とたくさんの感想を頂きました。 私達もとても楽しかったです。 ありがとうございました!(T子)

市丸小学校授業2024「小倉織を学ぼう」第2回

2024.11.15

令和6年度は市丸小学校で5年生の皆さんに小倉織についての3回の授業をさせていただきました。 1回目はいのちのたび博物館の上野晶子学芸員が講師となって、小倉織の歴史と小倉織のコースターを織るための縞のデザインをしました。 11月15日(金)に研究会が2回目の授業を行いました。前回の授業で小倉織の歴史について学んだ子ども達、今回は綿から糸ができるまでの工程にチャレンジしました。

クラスのみんなで和綿を種から育てて収穫し、太鼓のバチ2本で作った綿の種取り道具を使って事前に種を外してくれていました。子供たちが考えたこの道具は2本のバチをしっかり括り付けてそれぞれを反対方向に回し、その隙間に送り込んだ綿の実から種を外すという優れものです。 子供たちから種取りの苦労話を聞いた後、工房から持って行った昔の人が考えた綿繰り機で種取りの実演をすると、「すごい!」「これ欲しい!」と歓声が上がりました。苦労して種取りをしたからこそわかる道具の便利さです。

綿繰り機で種を外した綿を弓で打ってふわふわにし、糸を紡ぐための「じんき」という綿の筒を作るまでの工程を学んだ後は、早速実習開始です。 綿をふわふわにする工程は弓ではなくカーダーという道具を使います。種取り綿をカーダーに乗せて何度も繰り返し繊維を整えていくときれいな綿ができます。最初は綿と道具の扱い方に苦戦していましたが、すぐにコツをつかんで上手になり、出来上がったきれいなふわふわの綿を丁寧に巻いてじんきをたくさん作りました。

じんきが出来たら、ついに糸車を使い糸を紡いでいきます。まずは実演。大和先生が魔法のように紡ぎ出す動作に、子ども達の眼差しは、まばたきをしないほど真剣でした。私達もドキドキ。

じんきを持って糸車の車輪を回すと、じんきにヨリがかかり1本の糸になっていきます。戸惑いながらも「楽しい!」の気持ちで一所懸命に紡ぐ子ども達の姿に、初心を思い出しながら指導にあたりました。

紡ぎつつ、じんきも作り、短い時間ながらも良い糸をたくさん紡げました。 次回は織りに入ります。紡いだ糸が、1段1段重なったらどんな表情の布が出来るかな? 楽しみです。(わた子&こめ)

「小倉織2024」小倉織再生40周年記念展を小倉 縞縞 本店にて開催中!

2024.11.03

一度は姿を消した小倉織が再生されて40年になります。

豊前小倉織研究会も所属している「小倉織協同組合」が、小倉織の今を紹介する記念展を小倉 縞縞 本店にて 開催中です。

小倉織作家の作品の展示や販売を行っており、研究会メンバーの作品の展示や小物などの販売も行なっています。

機械織りと手織りの違い、紡績糸と手紡ぎ糸の違い。それぞれの良さがあります。

個性溢れる作風の違いもあり、みんな違ってみんないい!

小倉織の様々な表情を是非ご覧ください。

展示は、3/10まで。(mi)

鞘ヶ谷市民センター

2024.10.30

10月30日鞘ヶ谷市民センターにて、20名の方が「小倉織ストラップ作りに挑戦しよう」に参加されました。小倉織の歴史・小倉織の特徴等の説明の後、小倉織ストラップを作成し、体験(綿繰り・弓打ち・糸紡ぎ)をしました。ストラップ作りでは、緯糸の調整に苦戦される場面もありましたが、初めての小倉織ストラップ作りを楽しんでいただきました。最後に小倉織の袴を皆様の前で着付しました。

小倉織の袴をみなさまにさわっていただき、織の細かさや強さを感じていただきました。

大谷第一地区老人クラブ連合会 小倉織ワークショップ

2024.10.13

一雨ごとに秋を感じる中、10月7日、大谷市民センターにて20名の方が「江戸時代から愛された木綿織物」と題した講座に参加されました。

小倉織の歴史、小倉織の特徴等の説明の後ストラップの作成、綿を糸車で紡いで糸にする体験をされました。ストラップを作る前は時間内に終わるか皆さん心配されておりましたが、無事織り終えた後出来上がったストラップを周りの方々と見せ合って楽しくお話しされていました。

最後に皆さんの前で馬乗り袴の着付けをしました。着用された姿を一人一人目の前で実際に見て触っていただくと、今日一番の歓声と笑顔で溢れていました。

「ふくおか県芸術文化祭オープニングフェス」

2024.10.06

10月5日(土)・6日(日)
アクロス福岡で開催されたふくおか県芸術文化祭オープニングフェスで、小倉織の作品販売と小倉織真田紐を織るワークショップを行いました。天然染料で染めた糸を使って小さな織り機「mini小倉」で真田紐を織り上げました。
予約の方、飛び入りの方が次々に参加してくださり、皆さん おもしろい!楽しい!まだ織りたい!ととても楽しみながら、真田紐を一段一段丁寧に織り進めていらっしゃいました。自分で織り上げた真田紐がキーホルダーに仕上がると歓声を上げて喜ばれる学生さんも。親子で参加も何組かあり、体験をしているお子さんを通して、ご両親も手と口を挟みながら(笑)、楽しい様子でした。コミュニケーションのツールとして、「mini小倉」が役立てた事も嬉しい収穫になりました。同じ会場でのコンサートや催し、他ブースでの体験や実演も興味深いものばかりで、福岡県の魅力が全開な時間でした!(こめ・わた子)

上津役市民センター

2024.09.28

9月28日上津役市民センターで、「家庭教育講座・小倉織教室」が行われました。参加されたのは、上津役中学の美術部の生徒7名を始めとし、小学校2年生から82歳までの幅広い年齢層の16名でした。ストラップの制作、綿繰りや糸車の体験の後、モデルの中学生の袴の着付けを皆さんに見ていただきました。とても興味を示して貰えたと感じました。感想を発表していただいた際、脳トレになりましたとか、小倉織に感心を持って見ていきたい、とても楽しかったなど皆さんの言葉を直に聞くことができとても良かったです。

旧百三十銀行ギャラリー 小倉織ワークショップ

2024.09.08

9月8日日曜日に北九州市立旧百三十銀行ギャラリーにて、『大人のものづくり教室 小倉織でストラップ作り』を開催しました。百三十銀行ギャラリーでのワークショップは今年で3度目の開催となりますが、今回も募集定員20名の方に参加していただき、毎年大好評の講座となっております。
まず、小倉織の歴史や織物が織り上がるまでの過程についてお話し、旧百三十銀行ギャラリーでは初めてのお披露目となる、伝承会で復元した小倉織の袴をギャラリーの宇野館長に着用していただきました。
その後、実際に小倉織の制作体験を行いました。初めは慣れない作業に苦戦していた参加者の方々も、徐々にスムーズに織ることが出来るようになり、「もう少し長く織りたい」、「紐の幅をきれいに揃えたい」と、織ることの楽しさを感じていただけたようで嬉しかったです。ワークショップではその他にも、綿繰り、弓打ち、糸紡ぎ、などの機織りに必要な作業を実際に体験していただきました。
最後に、自分で織った紐から作られた小倉織のストラップを見て皆さん大変嬉しそうにしており、和やかな雰囲気でワークショップが終了しました。
小倉織伝承会では、北九州市内各地で小倉織制作体験のワークショップを開催しています。小倉織について楽しみながら学ぶことができるワークショップとなっておりますので、どうぞお気軽にご参加くださいね。

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