マカロン?

2021.04.11

カラフルなマカロン?いえいえ、製作途中の小倉織飾りヘアゴムです(^。^) 研究会ではたくさんの布が日々織られています。主に帯反物として、またバッグやポーチ、名刺入れ、印鑑入れ、ブックカバーなどの小物になっていきます。その過程でいろいろな大きさのはぎれが生まれます。どんな小さな布でも最後まで大事に使い切りたいという思いから、これらの布を使ってヘアゴムやブローチ、しおりなどを作ることを考えました。裏には「kokuraori」とレーザーカッターで刻印した革を張っています。小さくて愛らしい小倉織もよろしくお願いします。(T子)

ITOBA展 4.8thu-4.13tue  福岡アジア美術館 ご案内

2021.03.11

2021年4月8日(木)から4月13日(火)まで福岡アジア美術館交流ギャラリーに於いて「ITOBA展」が開催されます。九州全域の繊維表現に関わる様々な技法を持つ表現者が集まり、バラエティに富む作品が多数展示されます。豊前小倉織研究会からは小倉織、、手紡ぎ真綿による絵織を大和が展示させていただきます。また、博多リバレイン一階のHAKATA JAPANに於きまして、作家の実演とワークショップが開催されます。同時に作家の作品も販売されます。豊前小倉織研究会は4/9(金)11:00~14:00、小さな織機を使ってストラップを作るワークショップを計画しています。感染対策に十分気を付けながらの開催となりますが、どうぞ、会場に足を運んでいただけましたら幸いです。(KEI)

「美しいキモノ」2021春号に手紡ぎ小倉織帯が掲載されました!

2021.03.11

「美しいキモノ」2021春号P92に豊前小倉織研究会の手紡ぎ小倉織帯が掲載されました!弓浜絣に小倉織の九寸帯を合わせて。笹蔓(ささづる)柄の木綿絣の着物のやさしい雰囲気にぴったりですね。帯のタイトルは「春のひかり」。本屋さんなどで手に取っていただければ嬉しいです!

北九州市立いのちのたび博物館にて「小倉織入門講座」を開催

2021.03.06

3月6日(土)いのちのたび博物館主催で「小倉織」講座が実施されました。新型コロナ感染拡大防止のため様々な活動が中止になる中、私たち小倉織伝承会も久しぶりにお手伝いの機会をいただけました。 まず、小倉織についての博物館歴史課学芸員上野晶子さんの講義、次にミニ小倉を使ってストラップを作りました。その後、実際の機織りや糸車を使っての糸紡ぎなどを体験しました。 特に実際の機織りや糸紡ぎは「難しかったけど、楽しかった」と好評でした。

北九州市立貫小学校4年生授業「小倉織のことを知ろう」

2021.01.19

1月19日(火)北九州市立貫小学校4年生87人の皆さんに小倉織の授業を行いました。コロナ禍ですので、感染症対策をしっかりとった上で、人数を分けて2コマの授業にして行いました。場所は体育館!大きな温風ヒーターを用意して下さいましたが、換気の為、出入り口の扉を開け放してあるので寒い!4年生の皆さんも私達もしっかり着込んで授業スタートです。子供は風の子、4年生の皆さんはとにかく元気。そして質問にも活発に発言します。小倉織の歴史を年表にして学んだり、ふわふわした種付き綿や、小倉織の袴地と手ぬぐい生地を触ってその違いを実感することで小倉織の特徴を考えてもらいました。続いていくつかのグループに分かれて糸紡ぎの体験をしてもらいました。順番を決めるのに自主的にじゃんけんを始めたのが印象的でした。また、研究会で織った帯反物(約500g)を持ってもらい、この帯を織るのにどれくらいの量の綿が必要か実際の綿を手の上に載せて当ててもらいました。盛りだくさんの内容で、あっという間の40分でした。最後に子供達に感想を尋ねると、「一つのものを作るには色々な道具と時間をかけてできている事がわかった。」「柔らかいふわふわのワタがこんなに固い帯になるのが不思議。」「ワタは植物だと初めてわかった。」「綿繰り機の仕組みが面白い。」「ワタから糸を作る仕組みを考えた昔の人の知恵はすごい!」などなど、率直で楽しい意見をたくさんいただきました。皆さんの心に小倉織のことが少しでも残ってくれれば嬉しいなぁと感じました(^^♪ (T子)

北九州中央高等学園 工房見学

2021.01.12

1月12日(火)北九州中央高等学園から技術コースII織物班に在籍している三年生2人と顧問の先生方が工房見学に来られました。生徒さん達は、小倉織についての基本的な話を聞いたり、織りや紡ぎなどの体験をしました。日頃から織物に関わっているだけあって2人とも熱心で、機の扱いもとても上手です。自分達が制作してきたバッグと小倉織の袴をルーペで比較した際にはその密度の違いに驚いたりしていました。しばし工房内は若いエネルギーでキラキラ。あっという間の2時間でした。11年前小倉城庭園の小倉織展での出会いがきっかけで始まった工房見学。毎年恒例行事のようになっていましたが、織物班がなくなるということで、今回で一旦終了ということです。大変残念な事ですが、また違う形で皆さんにお目にかかれる日を楽しみにしています。見学の最後に生徒さん達から自分で制作したポーチやマスクなどなど素敵なプレゼントをたくさんいただきました!本当にありがとうございました。(T子)

本年もよろしくお願いいたします

2021.01.10

昨年は新型コロナウィルスで大変な一年でしたが、同時に今の自分の生活を見つめ直し、新しい生活様式の発見(気付き)の年でもありました。今年はいのちのたび博物館と協力して各地で栄えた小倉織の調査を予定しています。調査を通して、小倉織が人々の生活の中でどのような存在だったのかを知ることで、小倉織の存在価値を確認したいと考えています。また、地元で栽培した綿を紡いで、皆様に長く可愛がっていただける小倉織の作品を作っていきたいと研究会員一同考えています。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます☆彡

北九州市立すがお小学校授業「小倉織を知ろう」

2020.12.08

2020年12月8日(火)北九州市立すがお小学校の4年生14名のところに小倉織のお話をしに行きました。すがお小学校は、北九州市小倉南区の菅生の滝、鱒淵ダムなどに近い自然豊かな場所にあります。子供たちは地域の方たちに見守られながらのびのびと生活しています。校庭にある「すがお農園」では米や野菜とともに綿も栽培しています。伝統文化を学んでいる4年生の子供たちに、400年以上前から地元で織られていた小倉織のお話をしました。小倉織が綿から出来ている事、とても丈夫な織物なので、袴や帯として日本全国で愛用されたことを伝えました。子供たちは授業で、小倉織と他の木綿の布をサンドペーパーで擦って比べ、小倉織が丈夫だということを確かめていました。この日は、綿繰り機を使って綿から種を外し、種を取った綿を弓で打ってふわふわにしました。ほぐれた綿が、糸車で紡ぐことで糸になっていくことを体験しましたが、初めての体験に子供たちは目をキラキラさせて取り組んでいました。糸づくりの難しさも分かったところで、「1本の帯を作るためには、どのくらいの綿が必要だろう?」と綿を手に載せて重さを感じながら考えました。この授業が終わった後、子供たちは、小倉織を未来に伝えていくにはどうしたらよいだろうと話し合い、いろいろなアイデアが生まれ、先生がそのことを研究会に伝えてくださいました。また、感想をポスターにして持って来てくださいました。子供たちが小倉織を通してたくさんのことを学んでくれたことを嬉しく思っています。*写真は子供たちが作ってくれた感想文のポスターより*(kei)

「ものづくりワークショップ」を開催   ~11月15日(日)八幡西区黒崎コムシティ~

2020.11.16

西部障害者福祉会館交流ウィークの11月15日(日)、「小倉織ストラップ作り」のワークショップを13:00~14:00,15:00~16:00の2回に渡って開催しました。 新型コロナウィルス感染拡大予防のため、久しぶりのワークショップになりましたが、たくさんの方に応募していただきました。3密を避けるため、2部に分けて実施しました。 初めて「小倉織」を見る方や織り機に触れる方など様々でしたが、黙々と織り進めていきました。 織り終わってストラッブにすると、会場が満足そうな笑顔でいっばいになりました。 参加者の方からは、「織るのは、初めてだったが楽しかった」「少しの時間、熱中することが出来て楽しかった」などの感想をいただきました。

小倉織2020 ~東アジア文化都市 2020 北九州パートナーシップ事業~

2020.10.29

小倉織に携わる手織り作家、事業者により2018年に発足した小倉織協同組合の記念すべき第1回目の企画展示会が井筒屋新館1階の特設会場で28日から始まりました!会場では研究会の商品をはじめ、手織り作家によるバッグや小物などを販売、また作家による帯を多数展示しています。当たり前ですが、縞のデザインは一つとして同じものがなく、ずっと見ていても飽きません。まさに縞は無限だなと感じます。小倉織の今、そして未来を感じさせる多彩な世界をご覧下さい。日替わりで研究会会員も店頭に立ちます。期間中皆さまとたくさんお話をさせていただけたら嬉しいです☆彡(T子)※協同組合では、SDGs活動に賛同してオリジナルの小倉織デザインも誕生しました。小物なども販売しています。 会期は11/3(火曜日)まで。
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